UEIとリバネスの新卒採用で、かつて共通していたこと
清水さんの新卒採用に関するエントリを読んだ
で、リバネスと一緒だなあと思った箇所があった。
とはいえ毎年1~2人は新卒が入ってくる。彼/彼女らはバイトやインターン上がりだ。以前、もっと会社が小さかった頃は他の会社の内定を採ってきてからどちらに行くか自分で決めなさい、というルールにしていた。でないと甘やかしすぎると思っていたからだ。
残念ながらUEIには今このルールは残っていないそうだ。
リバネスの場合、新卒で入社しての平均在職年数を計算したことがたぶんないのでわからない。
#ちなみに私自身は新卒採用でリバネスに入社していない。インターンシップ経験後、就職してからの出戻りだ。
一般に、新卒採用をしたら育成コストがかかる。中途採用で即戦力が雇えるなら、そっちを選ぶ。とくにジョブマーケットが発達している、プロフェッショナルな割合が高い金融トレーダーとか、SEとかは転職優位だと思う。
しかしながら、弊社リバネスは採用する人材に、まず「世の中を変えたい」みたいなパッション(これがよく人から「変わってるね」「クレイジー」と呼ばれる類の資質)と、修士・博士以上の研究経験を求める
あんまり、中途採用ジョブマーケットに人がいない。自分も最初の就職のスキルでリバネスに入社したわけではない。
とにかくリバネスでは、「研究経験をもとに何かしたいんです!」という人をじっくり育てるほうがよかった。インターンシップなどを通じてその人の哲学形成の場を提供する戦術がうまくいってきた。
なお清水さんの記事にあったような「要職を中途採用の人が占めている」という状況はリバネスでは発生していない。