リバネス研究日誌(らぼのーと)

エッジが立ってると評判です

【Mac】ファイルのタイムスタンプを過去の日付に書き換える(ターミナル使用)

とある仕事で必要に駆られて憶えました

Wordファイルのプロパティを開いて、打ち直せばいいと思っていた時期がありました。いまではそんな方法はできません(Mac OS X El Capitan使用、Office 365, Word for mac 2016)

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やり方

  1. ターミナルを起動する。
  2. cd コマンドでタイムスタンプを変更したファイルのあるディレクトリへ移動する。「cd 」とタイプしてから、ファイルをドラッグ&ドロップすると「cd shinozw/Documents/filename.docx」みたいになります。
  3. 「touch -t yyyymmddHHMM <ファイル名>」を実行する。

ex

$ touch -t 201601051000 *.jpg
(フォルダ内すべてのjpgファイル変更)

 

やってみたらカンタンでした。

 

#カラスは白い

ここ数日、インド出張で何度も何度もIITデリー(デリー工科大学)を訪ねた。

印象的なのは何より野犬の多さだったが、貴重な「首周りが白いカラス」を見かけた

ひょっとするとカール・ポパー反証可能性命題の典型例である「白いカラス」それも「全身が白いカラス」もいるかもしれない。

https://www.instagram.com/p/BCdIf6UPyXo/

おわかりだろうか?我々はついに身体の一部が白いカラスを目撃した #カラスは白い

 

こういうカラスに巡りあって、それを写真におさめられたのは運としか言いようが無い。あり得なさそうことでも、切り捨てないで、オープンに接することができるようにしておいたおかげだ。自分で自分を褒めたい

チェシャ猫に学ぶ、スタートアップに経営ビジョンが必要な理由

アリス:  どちらの道に行ったらいいの?
     
チェシャ猫:  そりゃ、おまえがどこへ行きたいんだい。 
  
アリス:  わからないわ・・・
  
チェシャ猫:   それなら、どっちに行っても同じことさ。("Then it doesn't matter. If you don't know where you are going, any road will get you there.")

 

有名なルイス・キャロルの児童小説『不思議の国のアリス』の中の1場面。

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どこに行っても、どの道を通っても、目的地がわかってなければ無意味だということをチェシャ猫は言っています。

 

企業も同じじゃないでしょうか。スタートアップ、大企業の新規事業いずれも、説得力のある、時を越えて通用するようなビジョンがないと、何に取り組もうが意味がありません。

 

どのような技術を採択するか、どのように販売するかは関係ないのです。

 

ましてやテクノロジーや、今の景気動向(盛り上がってるかどうか)なんていうものは直ぐにうつろいます。

 

時間の変化やテクノロジーの変化に対して、Robust(ロバストである、頑健性がある)なビジョンが望ましく、パッと見では抽象的であることが多いです。

 

例えば

  • 科学技術の発展と地球貢献を実現する(リバネス、手前味噌ですが)
  • Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
  • Twitterのミッションは、言語や文化などの障壁をなくして、思いついたアイデアや見つけた情報を一瞬にして共有する力をすべての人に提供することです。
  • 遺伝子の研究を推進し、正しい使い方を広め、人々の生活を豊かにすること。それが私たちのミッションです(ジーンクエスト
  • 最先端テクノロジーで健康をデザインし、病気ゼロの社会を実現する(メタジェン

  • オリィ研究所は 「あいたい人にあえる、 いきたい所にいける」 を実現する会社です。(オリィ研究所

 

抽象的ですね。

 

個別具体のテクノロジーに言及していません。

 

「Rasberry Piを使って安価にhogehogeのIoT化をします」はビジョンとしては3流です。

 

例えばフィンテックでも「ブロックチェーン技術を使って〜します」とか、「〜〜認証技術を提供します」ぐらいの言い方だと、長持ちしてせいぜい2年くらいの感じしませんか?

 

たぶん、いまビッグデータとかデータサイエンティストって言ってる人が減っているのと一緒じゃないかと。

 

トレンドは1年も持てばいいほうで、技術も数年で賞味期限が切れてしまうような業界が多いと思います。

 

また、「最高峰のロボットハンド制御技術」とか「世界最速の〜〜技術」とか品質を問題にするビジョンを掲げるのもいまいちです。

そりゃ、品質はいいに越したことないです。

 

が、それで結局どこに向かうのかがわからないのです。

 

1番になったらどうするの?1番じゃなくなったらどうなるの?

困っちゃうでしょ?

 

抽象的でもいいから、遠い未来に何が起きているのか、どういう状態を目指しているのか、誰が喜ぶのかを掘り下げることでビジョン形成するのが重要です。

 

TECH PLANTERでは、技術の実用化に際して重要な、ビジョン形成の作業を熱く手伝っています。ご相談お待ちしています。

 

techplanter.com

 

 

地方発メガベンチャーを生むための仕掛け 熊本ではじまる

本日、弊社より「ベンチャー支援、熊本で頑張るぞ」という発表がでました

大企業、大学、中小企業、ベンチャーベンチャー支援のヒトが多数入り乱れての、つながりのある取組をつくっていきます。

 

これまでも、産業振興、大企業誘致などの取組がなかったわけではななかった。しかし、それを一本筋を通して実施するのはなかなか骨が折れたんだそうです。

 

そこに串を通して、ベンチャーの成長の通り道をつくる。そういうことをしようとしています。

 

多数の方の協力があって実現したことです。

 

私も頑張ります

 

熊本県・(株)肥後銀行・国立大学法人熊本大学・(一社)熊本県工業連合会・(株)リバネスが「次世代ベンチャーの発掘・育成に向けた連携協定」を締結 | 知識プラットフォームのリバネス-Leave a Nest-

 

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もしf.lux(画面の色温度を自動調整するアプリ)使って画面がチラつくなら(OS X El Capitan)

f.luxのver 36.6のアップデートメッセージによれば、

Macのシステム環境設定>ディスプレイの{輝度を自動調節}がONになってると、画面が点滅することがあるよ!

とのことでした。

というわけでオフにしてみたので、これでストレスなくf.luxが使えます。

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次のMac OSではデフォでブルーライトカット機能を備えているという噂ですので、f.luxの寿命もあとわずかなのかもしれません。便利だったよ f.lux

オリィ研究所を紹介するたびに毎回見せているノルウェーのALS患者さんビデオ

SAN値の削りかたが絶大で、いい意味でバイラルする要素満載。何度も見せるし、そのたびに涙が出そうになるので、改めてブログにしたためることにしました。

www.nrk.no

 

ノルウェー語がまったくわかりませんが、「パパ」という言葉だけわかるし、「お父さん」という意味っぽいので大丈夫です。

同じ投稿ですが、Facebookで流れてきたほうもリンク貼っておきます。

www.facebook.com

 

オリィ研究所の分身ロボットOrihimeの向こう側には、娘と母の暮らす温かい台所がある一方で、Orihimeのこちらがわには、体を動かすことが不自由になってしまったパパがいる。パパは以前は筋骨隆々で、娘を高い高いするのも余裕だったのに。

そのギャップを目にしただけで、息が詰まったし、オリィ研究所には可能性があると思えるのです。

あと能面のロボットという絶妙な不器用さが使用者には好評らしく、「Skypeでいいじゃん」とはならないのが、素人の直観では計り知れないところです。

肝付町、5年越の「宇宙大豆プロジェクト」

ニュースになってた。なつかしの映像もあってびっくり。関係者は、動画みてみてください

 

内之浦宇宙空間観測所がある肝付町内之浦の小学校で、児童たちが「宇宙にまつわるミッション」を5年かけて達成しました。

 肝付町内之浦にある岸良小学校。10人の全校児童は、きょうだいのように育っています。そんな岸良小学校が5年前から取り組んでいるのが「宇宙大豆プロジェクト」。宇宙空間に滞在した大豆の種を地球上で栽培するとどのような変化がみられるかを調べ、宇宙大豆の子孫を私たちがおなかいっぱい食べられる量にまで増やすのがミッションです。
 使われたのは内之浦産の大豆10粒。2011年2月にアメリカのケネディ宇宙センターからスペースシャトルで打ち上げられ、国際宇宙ステーションに約2週間滞在したあと地球に帰ってきました。内之浦に戻った宇宙大豆。翌2012年は10粒約3.4gが148gに増え、栽培は順調かと思えましたが…去年の収穫はわずか640gでした。

この辺の経過は社内で回ってくる噂をうっすらと聞いてました。

 地域の人も手伝って土壌改良を行った結果ことしは32kg収穫でき、やっと宇宙大豆が食べられるようになりました。児童たちが作ったのは、豆腐、おからドーナツ、きな粉です。大豆を原料にさまざまな食べ物を作り出せるということを学びながら、地元の主婦たちと一緒に楽しく調理しました。夢が叶いました! 児童の一人は「とろける宇宙の味がする」と話しました。今後の栽培がうまくいけば、肝付町の特産品として加工品を売り出すことも検討中だということです。 

 

news.ktstv.net