大学院や就職留年はどうなるの。何かと話題の「留年すると定年が1年早くなるから1000万くらい生涯年収が下がる」について
こんなツイートが話題です。だが留年や進学による1年が1000万円の生涯年収低下とくらべて価値が低いとはとても思えない。
今日教授から「学生は1年留年すると100万そこらの損失だと思ってるようだけど,実際は定年が1年早くなるんだから生涯年収は大体1000万ほど下がるんだよね~」という話を聞きました.加えて,「それと就活も難しくなるし,家賃諸々含めれば1500万は...」という辺りで耳をふさぎました.
— Alt+F4曰く, (@i_kaseki) 2015, 2月 12
たしかに年功序列制企業で、定年間近だとそれくらいの給与水準かもしれない。インパクトは大きいだろう。
さらに大学院や博士課程に進学していたら、同様に生涯年収を押し下げる動きになる。若いころの1年を削り、定年までの期間が短くなっているからだ。
しかし、少なくとも進学の場合、修士卒や博士卒として初任給が上がった状態でスタートする企業も多い。学卒と修士卒で結局30代〜40代になったときの給与差なんてどれほどだろう。
院卒で就職すると院にいた年数分昇給した状態からスタートして、生涯年収から減るのは学部卒新卒時の年収数年ぶんとかだったりするんじゃないの
— あじしおごはん (@hirisc) 2015, 2月 14
とはいえポスドクの場合、「定年」や「生涯年収」といったものはイメージしにくくなる。
そもそもポスドクになった時点で生涯年収の計算なんて理論値から大きく外れるわけで…。
— KentaroYamada (@dansaw2010) 2015, 2月 15
だが、若いころの1年は、いくらお金を積んでも買えない。もし65歳の人に1000万円だせば20代のころの1年を買えますよ、と言ったら結構買う人いるんじゃないかな。
なんか留年すると生涯年収が~って言うけどこの20代の一年って1億積んでも買えないんだよな…
— がんだむ (@RX78_2ni) 2015, 2月 14