「好きなようにしてください」読書中所感
楠木建さんの「好きなようにしてください」を読んでいます。
相談してこんな風に答えられたら「なんて投げやりな」と思いませんか。
ただ、同時に「わかる、正しい」と思います。
僕だけでしょうか。
さて、
この本は、Newspicksで連載していたキャリア相談のテイの記事に加筆してまとめた「働き方、キャリア」の本になってます。
タイトルにある通り、「ベンチャーか大企業で迷ってます」「自由人として行きたいので、インドでプログラミングの仕事に就く転職をすべきか迷ってます」みたいな問いかけに「好きなようにしてください」と答えていく快刀乱麻の相談エッセイが並んでいます
以前、取材に行ったら、楠木建さんはノートにAC/DCのステッカーが貼っており、大学の居室にフェンダープレべを飾ってるようなロックンロール野郎でした。
そんなだから、「好きなようにしてください」って書いてるときに楠木建さんは、「あっかんべー」って舌出してる感じを勝手におもっちゃうんですね。アンガス・ヤングみたいに
キャリアコンセプトがある、好き嫌いを自覚してると、つよい
この手の相談って、
「現状に不満がある」「今のままじゃよくない」とか
「新しい出来事・チャンスが飛び込んできた」
とかそういうときにするもんだよなあ、と俯瞰して思いました。「GO or STAY」の選択を迫られて、選ぶのが怖かったりする
そう、怖いと思うんですね
なんで怖いのか。て思うと「よく知らないよ」「なんだかよくわからないよ」という知識のなさとかが原因の一つ
そんな時に「知識のなさを飛び越えて、選んでしまえる」能力がある。
たまにいませんか?傍目には冒険するやつ、でも「こういうキャリアにしたいよ」とか「こういう仕事は向いてます」とかわかってる人。