リバネス研究日誌(らぼのーと)

エッジが立ってると評判です

ルーティンを打破する質問

質問に関して、こういう記事を読んだ。
企業人に限らず、研究者や医師などと関わるときや
リバネス社内でも使える概念だと思う。

なぜ?と聞いたときは物事を後ろ向きにたどっていく。
 原因を追求していくイメージ。
しかも、5回もたずねて、どんどん詰めることすらある。おお怖い
そういえば前に「なぜですか?」って聞いたら「いいから指示に従え」ってキレられたり、
「規則で決まっているからです」と言われたり、途端に言い訳がはじまることすらある。
殺気立ったコミュニケーションを招きやすい。

何のために?と聞いたときは、思考を未来に持って行ける。
理想像を脳から引き出す役割がある。
計画や手順に囚われないで発想しなきゃいけないときや
「やべえ、なんか斬新なこと言わなきゃ」みたいな空気のときには
「何のために?」ではじめる。

「何のために?」の質問は、ルーティンに染まりきった人や
ルーティン化の上手な人に囲まれてガチガチの現状を打破する武器になってくれる。

ルーティンの部分だけ見ている人は不幸だ。
すっかりルーティンになっているから、難しいことを考えなくても事が進む
すると本質を見ずに作業だけできてしまう。その人は本質に立ち返るのが困難になる。
長続きして、ルーティン化されてきたものこそ、本質に立ち返って、「大きく見直す」ことができなくなる。

行き詰まったら、息苦しいと思ったら「何のために」 。これに限る