リバネス研究日誌(らぼのーと)

エッジが立ってると評判です

宇宙ファンが沸き立つ一冊「宇宙太陽光発電所」


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この本は「宇宙太陽光発電所」という本で、
先日ディスカヴァー・トゥエンティワンさんから頂いた。
著者は 松本紘(京都大学総長)だ。

タイトルにもある通り、
「宇宙に大型ソーラーパネルを設置した発電衛星を
打ち上げて宇宙空間で発電した電力を、マイクロ波に変換し、
電波の形で地球に送る『宇宙太陽光発電所』構想」について
紹介している。 

いま、国全体でも原子力発電の是非や、
自然エネルギー普及について議論が盛り上がっている。
政府、市民意外にも科学者側からの発信も大事だ。
えてして科学者からの発信は現実味に乏しい。
「宇宙太陽光発電所」も実現までの時間はかかりそうだが、
コンセプトを知っておくことは議論の前提となる。
また、まったく新しい示唆を与えてくれる。
「宇宙太陽光発電所なにそれ?」と思った人はググレカスぜひ本書を手にとってみてほしい。

詳しい技術開発の経緯についても
わかりやすく解説が書かれている。
さすがディスカヴァーさん!

ちなみに発売は26日から。
予約はできるみたいです。

宇宙太陽光発電所宇宙太陽光発電所
著者:松本 紘
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2011-06-26)
販売元:Amazon.co.jp
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ていうかマイクロ波送電技術って
ワイヤレス充電とかにも使える技術じゃなかったっけか。
個人的にはF-ZEROエフゼロ)の給油システムが実現してほしいなと思うが
みなさんはいかがだろうか。

私はこの本を宇宙教育プロジェクトで
関西方面のエリアを担当している佐野さんに紹介した。

佐野さんも「あれをやろう、これをやろう」と
盛り上がっていた。

そう、宇宙開発の話はいつだって私たちにインスピレーションを与えてくれる。
宇宙にはロマンがいっぱいなのだ、と改めて思った。

参考

ソニー、電源のワイヤレス化に成功--50cm離れた機器へ60Wの電力を供給