someone vol.3に「100年がんばる木の柱」という記事を書いたから、「木造100年工法」とか言われるときゅんきゅんしちゃう
昔書いたsomeoneに書いた記事は、木材がどうして強いか?を説明したものでした。
木の細胞が感想することでキュッと締まる性質があるっていうのを書きました。
記事によれば、柱の継ぎ目のところにオリジナルの金具を入れたKES工法をとることで
今朝出ていたニュースは、木材そのものではなくて工法に関するもの。
記事によれば、柱の継ぎ目のところにオリジナルの金具を入れたKES工法をとることで
従来の木組みよりも強い建物が作れるとのこと。
従来の軸組工法では、柱にくぼみを加工したり、
くぼみにはめる突起部を削り出したりと
木材を欠損させる加工が必要でしたが、
強い金具をかませる方法に切り替えることで木材を欠損させない→強さを損なわないようになっています。
木材をかませたところに負荷が集中しやすい性質も、
金具が力を分散させることでクリアできるらしい。
東北の津波でも流されなかったとか
構造体(家の骨格)が無事で済んだ家があったそうで
本当によかったと思う。