DASH海岸のアユと、生態系(エコシステム)管理
TOKIOはすごい(確信)
5/22の鉄腕DASHで、アユの話が面白かった。
生態系づくりの話で、わかりやすくって、関心してしまった。
あらすじ
この日、横浜DASH海岸を離れ、TOKIOが向かったのは、
東京湾に注ぐ多摩川。
城島「どうですかね~今年は」
探しているのは、3ヶ月前に見つけたDASH海岸育ちのアユ。
冬は海でプランクトンを食べて成長し、体長5㎝程になると、
大好物のコケを求めて川を上る。
川を上ったアユは多摩川上流で、岩についたコケを食べる。
川上のほうで、多摩川の鮎を戻すために活動しているおじさまたちは魚道の整備などを終え、コケの養殖に挑戦している。
さらにコケを守るために、ウグイを育てるという。
ウグイを育てるとアユが戻る?
ウグイは、雑食性でコケは食べない。
そのかわり、ウグイは水生昆虫類を食べる。
この水生昆虫が、コケを食べる。コケを食べられると、アユが困る。
よって、コケを守るには、水生昆虫を減らしてくれるウグイを守るとよい。
関係図はこういう感じ
アユ→→コケ←水生昆虫←ウグイ
なお、こういう関係性であることを論じた研究論文もある
アユと河川生態系における他生物との関係
生態系をつくる
翻って、自分は「研究開発型ベンチャーの生態系をつくる」というミッションに向けてTECH PLANTERを推進している。
研究者が、アユの稚魚で
ベンチャーが母川回帰した5cm大のアユだとすると生態系づくりには
- 海岸の整備
- 川のコケを育てる
- 川に魚道をつくる
- ウグイを育てる
とか、一見、アユに関係ないことにいっぱい力を注がないといけないんですね。