英語でアグリプレナーを紹介する記事書いた理由
なんで頑張ろうと一念発起したか。
海外からのお客様とのディスカッションでの気付き
昨日会ったSingularity UniversityのRaymondとのディスカッションで、「リバネスは農にも注目しているんだね。最高にCOOLだ。なぜなら食糧の問題は、これから指数関数的に深刻になっていくからね」というくだりがあった。
弊社のデスクトップ植物工場や、穴子の陸上養殖システム構築の研究など、まだまだプロトタイプのものなどを見せながらの議論だったが、すごく期待してくれたのがわかった。
そうか、「アグリ系のネタは世界でも引きがいいんだ」と気づいた
毎日がネタの日々
で、本日は「アグリプレナーグランプリ」の最終選考会がひらかれた。
アグリプレナーは「食と農」の分野を牽引するような起業家を発掘し、イノベーションを推進するための取組み。これぞリバネスらしい、農業支援の取組みだと思う。
これを発信しない手はないな、と思い選考会会場で颯爽と風。Macを開きダダダダとタイプして、iPhoneで撮った写真をその場でGoogle+に突っ込み、多少の補正をかけてダウンロード。ささっとMediumにつっこんで完成。
記事はこちら
The 1st final pitch contest of Agripreneur Grand Prix — Medium
地元密着ネタでも、水平展開は可能なのか。
「農業にグローバル展開性なんて無理だろJK。水平展開がとても難しいよね?」という突っ込みもあるのかもしれない。たしかに土着のもの、地域特有の風土はあってしかるべきだし、それが全て塗り替えられるというのは直ぐには考えにくい。第一、風土や文化は一定以上保存されるべきだと思う。「地元をよくしたい」みたいなスタートアップのアイデアについては、今でも疑問だ。
アグリテックの台頭を願う
ただしテクノロジーは違う。例えば、もし中所得層が3倍に増えて、20億人が寿司食いたいといったら、本当にあっという間に漁業資源は枯渇するし、ハンバーガー食べ始めたら牧草が足りなくなる。結果タンパク質が足りなくなるというのは明らかだろうと思う。そこで昆虫食だ!新しい飼料だ!というテクノロジーは当然登場して普及してほしい。世界中にタンパク質源を提供するような食糧増産技術と流通システム、保存技術が必要になってくる。
第1回アグリプレナーの優勝はiChigo
とまあ大それたことを書いたが、今回の優勝はiChigoといって、宇都宮大学の研究者が母体となっているチームだ。いちごの専用容器で、傷みをおさえて流通にのせることができる。高級イチゴの高付加価値化に貢献し、果物の輸出ビジネス化を下支えする技術になりうる。この調子で、イチゴ農家がBig businessするのをサポートしていってほしい。
長くなったので今日はここまで。アディオス!