リバネス研究日誌(らぼのーと)

エッジが立ってると評判です

オサキ 鰻大食い合戦へ

夏っぽい妖怪小説です。
鰻が食べたくなる。

2f6616a7.jpg

あらすじ


主人公の周吉はオサキという動物に憑かれたオサキモチ。
献上品の中古買取みたいな商売をしているが、
ぼや騒ぎがおきて倒産の危機に陥る。
そこで賞金を目当てに大食い大会にでることに…

という話。
現実と離れまくっており説教臭い成分もゼロ。
気分転換になります。

オサキという妖怪


――お江戸の狐は嘘つきだねえ。ケケケッ。
――あいつ、齧ろうか。ケケケッ

という喋り方をするやつで
主人公の周吉の懐におさまっている。ちょっと可愛げ。でも不気味。

生き物?的特徴としては

ねずみよりは少し大きく、茶、茶褐色、黒、白など
いろいろな毛並みをしており、耳が人間の耳に似ていて、
四角い口をしている。
人と同じものを食うが、 食わなくとも死ぬことはない。
さらに不思議なことにオサキは糞をしないとされている。
ねずみに似ていて、尾が裂けていることからオサキなのだそうだ。



もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ (宝島社文庫)
もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ (宝島社文庫)
クチコミを見る